2020年のUMA(法定算定額)
以前は最低賃金(VSM)で計算されていたが、Unidad de Medida y Actualización (UMA)という法定算定額が、罰金や税金、福利厚生、住宅ローンの計算のために使われ始め、今年2020年から84.49ペソから86.88ペソに値上がりした。
国立統計地理院(INEGI)によると、2月1日に有効となるUMAは月額2,641ペソ、年額31,693ペソになる。
UMAは2016年に最低賃金がどれだけ値上がりしても、税務上の義務に影響が受けないようにするために新しく作られ、INEGIが毎年更新している。
UMAとは何か?
UMAは、連邦法、州法、メキシコシティ法ならびにこれらの法律から派生する法規定における義務(税金等)である支払金額を決定するためのメキシコ貨幣(ペソ)における計算の基準である。
UMAの更新の計算は、去年12月の消費者物価指数の年間平均成長率に1をプラスし、以前のUMAと掛け合わせている。ちなみに2019年12月は2.83パーセントだった。