メキシコ政府、SMSでの新型コロナウイルスの情報提供の開始
メキシコでは、携帯電話使用者に対してSMSで新型コロナウイルスに関する情報を受け取ることができるようになる。連邦電気通信機構(Instituto Federal de Telecomunicaciones、以下IFT)は、3月26日から携帯電話使用者がパンデミックに関する重要な情報を無料で取得することができるようになると発表した。情報の差出人はメキシコ政府となる。加えて、IFTはパンデミックが続く間はサービスを提供する予定だとし、大量のメッセージを無料で送信するための技術的、運用的側面について説明した後、ユーザーの中には既にメッセージを受信している人もいると話した。
SMSによる情報の発信は、パンデミックという不測の事態が発生している間、恒久的なコミュニケーションツールの一つとしての可能性を持つ。さらには、市民が公式の情報をタイムリーに取得できる。これらは、全ての人びとが必要に応じて情報にアクセスできるという基本的な権利に準拠したものである。